QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
kjm

2012年06月30日

ウェーバー・フェヒナーの法則

またまた、思わぬ邂逅がありました。

今読んでいる本に「ウェーバー(フェヒナー)の法則」が載っていました。
「動物の感覚は刺激の大きさそのものを感じるのではなく、その対数を感じる」
音量、照度、地震などに当てはまるとのことでした。

式に表すと、刺激量の強度Rが変化する時、これに対応する感覚量Eは

“E = 定数 log R”

感覚量は心理量とも呼ばれ人間が主観的に感じる感覚の強さ
刺激量は物理量としての刺激の強さ

音の大きさ(音声信号レベル)を人間の大小の感覚に合う対数で表すことは、
入社したとき習ったんですが、これがウェーバー・フェヒナーの法則だったん
ですね。

因みに、こんな式で習いました。
電話回線における音声信号の絶対レベルX(dBm)は、

X=20log(測定値/基準値)

基準値:0.775V 
当時、大津の市外局番は「0775」でした。
これと同じと覚えたので今も忘れません。

a点~b点までの、電話回線の伝送損失L(dB)は、

L=20log(Va/Vb)=Xa-Xb

Va:a点の音声信号レベル(単位:V)
Vb:b点の音声信号レベル(単位:V)

Xa:a点の絶対レベル(dBm)
Xb:b点の絶対レベル(dBm)

これは、dB=dBm-dBmと覚えました。

対数を使うメリットの2つめとして、伝送損失を
足し算、引き算で求められます。

L=L1+L2-G
L:トータルの伝送損失(dB)
L1:区間1の伝送損失(dB)
L2:区間2の伝送損失(dB)
G:増幅器が挿入されていればそのゲイン(dB)



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。