2012年01月03日
神秘的なシステム

「写真は」シリーズその3です。
写真は、装荷線輪(そうかせんりん)です。
過去の遺産と思っていましたが、野洲体育館でのbj観戦に行く
途中で発見しました。
電話局と電話局を結ぶ中継系ケーブル(電話線)の減衰量を低減
する為に一定間隔に挿入される線輪(コイル)です。
活性素子(トランジスタ等)を使わずに、ただコイルを一定間隔
で挿入するだけで減衰量を低減できる神秘的なシステムです。
その神秘さは、糸電話に匹敵するかもしれません。
因みに、糸電話を神秘的と言ったのは、つきあっていた彼女です。
ただ、高周波は遮断されるのでADSLは通せません。
音声通話の遠話防止用に使われていました。
今も現役で使われているのか、ただ設備が残置されているだけか、
分かりませんが、思わぬものを見つけて驚きでした。
2012年6月19日追加
今もありました。ただ、概観は私の知っている装荷線輪なんですが、
中味は違う物かもしれません。
Posted by kjm at 13:18│Comments(0)